2022.09.30

世界銀行がフィリピンの経済成長率予測を6.5%に上方修正!!国内の経済が活性化していることが主な要因も、様々なリスク要因も挙げ、23年の成長率は5.8%と予想!!

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27日、世界銀行は2022年のフィリピンの経済成長率予測を発表し、4月発表の5.7%から6.5%へと上方修正しました。
世界銀行は今回の上方修正について、「フィリピン国内の経済が活性化しつつあり、効果は世界経済の減速やインフレ、金融引き締めなどの影響を上回る」と説明しています。
一方で、長引くインフレによって国民の負担が増大していることや、限られた財政余力のなかでの公共投資には限りがあるとの指摘もしており、2023年の経済成長率は5.8%へ低下するとの予測も示しています。
また、ロシアのウクライナ侵攻や台湾有事への懸念などの地政学的な緊張が国際市場の不確実性を高め、フィリピンへの投資を抑制させる可能性があるとの指摘もなされ、さらにフィリピンの主要輸出相手国の経済状況の悪化から輸出が停滞する恐れがあることや、フィリピン国内の食料自給率の低さなどが今後のフィリピン経済におけるリスク要因として挙げられています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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