2022.10.01

PSE株価指数が約2年ぶりの安値を記録!!世界的なインフレや金融引き締めに加え、外国人投資家の大幅な売越しが要因に!!ペソ対ドルレートも過去最安値圏での推移!!

【Pick Up News】
9月30日のフィリピン株式市場は反落し、PSE株価指数(PSEi)は前営業日から193.18ポイント安、率にして3.25%下落となる5741.07ポイントとなり、2020年9月2日の5738.39ポイント以来、約2年ぶりの安値を記録しました。
世界的なインフレの高進と、その対策として世界各国で行われている金融引き締めやそれに伴う世界景気悪化懸念、外国人投資家の大幅売り越しなどが大きな要因になっていると見られており、新型コロナウイルスパンデミックによる大混乱期と同水準の株価となっています。
また、同日のペソ対ドル終値は、1ドル=58.625ペソとなり、前営業日の58.970ペソから0.345ペソ続伸したものの、28日には一時初となる59ペソ台まで下落するなど、過去最安値圏での推移となっています。
世界的な金融市場の混乱の影響を受け、フィリピンの金融・証券市場も厳しい局面が続いており、今後のフィリピン政府の政策に大きな注目が集まっています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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