2022.10.13

世界銀行が「貧困と繁栄の共有報告書2022」を公表!!長期化した厳格な新型コロナの防疫規制の影響でフィリピンは調査対象国の中で最も所得格差が拡大!!

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12日、世界銀行は「貧困と繁栄の共有報告書2022」と題した調査報告書を公表しました。
公表された報告書によると、世界が新型コロナウイルスのパンデミックに見舞われた2020年、フィリピンは所得の不平等を表すジニ係数が0.1以上増加し、調査対象国の中で最も所得格差が拡大した国となったことが明らかになりました。
フィリピンでは2020年3月から厳格な防疫規制を敷いており、長期化したロックダウンの影響などにより、同年の失業率は17.7%を記録、特に若者や女性、未熟練労働者に失業の影響が集中したことにより、所得の格差が拡がったとみられています。
一方で、同報告書は「コロナ禍で政府による現金給付など積極的な財政出動が有効に機能した」との報告もしており、フィリピンは財政出動により、7.6ポイントの貧困率の上昇を抑制できたとの分析をしています。


※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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