2022.10.16

メダリヤ中銀総裁が、政策金利の引き上げ幅を0.50%〜0.75%と予測!!0.75%の引き上げがされれば、13年ぶりの5.0%の大台に!!インフレとペソ安対策のため!!

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13日、フィリピン中央銀行のメダリヤ総裁は、来月17日に予定されている政策決定会合で議論する政策金利の引き上げ幅について「0.50%か0.75%」になるとの予想を示しました。
0.75%の利上げがなされれば、現在4.25%の政策金利、翌日物借入金利(RRP)が13年ぶりに5.0%の大台に乗ることになります。
中央銀行は直近2回の政策決定会合において、それぞれ0.50%の利上げを実施しましたが、米連邦準備制度理事会(FRB)が3回連続で0.75%の利上げを実施したため、金融引き締めのスピードの違いにより、1ドル59ペソという記録的なペソ安をもたらしていました。
メダリヤ総裁は「0.75%利上げすればインフレとペソ安圧力を緩和できるが、その一方で経済回復に対する影響もある」と発言、金融引き締めが総需要を抑制し景気回復を減速させる副作用があることを指摘しながら、インフレとペソ安への対策が必要との見解を示しました。
また、中央銀行はペソの急激な変動を緩和するため、既に為替介入を行っているとのことで、その上で政策金利の引き上げ、準備金の使用、国際協調の組み合わせが用意されているとの説明をしています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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