2022.10.31

国際的格付機関フィッチがフィリピンの格付けを「BBB」に、見通しを「ネガティブ」にそれぞれ据え置きに!!

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27日、欧州系の国際的格付機関フィッチ・レーティングスがフィリピンの長期外貨建て発行体デフォルト格付けを「BBB」に、また、見通しを「ネガティブ」にそれぞれ据え置いたことを発表しました。
フィッチは新型コロナ禍による防疫強化措置の最中であった2021年7月にフィリピンの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げており、今回もこの「ネガティブ」見通しを維持した理由について、フィリピンの中期的経済成長予測や財政調整、利上げが続く中での外貨準備高レベル、必需品価格の高騰などによるリスクを反映させた結果であると説明しています。
フィッチによるBBB格付けは最低水準の投資適格級とみなされていますが、「ネガティブ」見通しは、今後12~18カ月間のうちに当該格付けを引き下げる可能性があることを意味しており、フィリピンの経済回復に水を差すことも考えられる状況となっています。
しかしながら米国系のスタンダード&プアーズ(S&P)はフィリピンの格付を「BBB+」、格付見通しを「ステーブル」としており、ムーディーズ・インベスターズ・サービスのフィリピン格付は、「BBB」と同格の「Baa2」が継続され、格付見通しは「ステーブル」とされていることから、世界3大格付機関のなかでフィッチのみがフィリピンに対して厳しい評価をしているとの見方もされています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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