2022.11.11

第3四半期のフィリピンのGDP実質成長率は直前予想を大きく上回る7.6%を記録!!今年の平均成長率は7.76%となり、通年での政府目標を上回るペースの成長傾向!!

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10日、フィリピン統計庁は第3四半期(7月~9月)及び9カ月間(1月~9月)の国内総生産(GDP)成長率などの国民勘定統計を発表しました。
発表によると、第3四半期のフィリピンのGDP実質成長率は7.6%となり、第2四半期より0.1ポイント、前年同期比で0.6ポイント拡大し、直前の予想コンセンサスの中央値である6.1%を大幅に上回る結果となりました。
ロシア・ウクライナ戦争や世界的なサプライチェーンの混乱、輸入コスト増によるインフレ高進、中銀の急激な利上げなどの悪条件が重なったことで、経済の停滞が懸念されながらも、順調な経済成長を維持、今年9カ月間(第1~3四半期)の平均成長率は7.76%となり、第4四半期の成長率が6.7%を超えれば政府目標である6.5~7.5%を上回る状況となっています。
ジョクノ財務相は同日、「フィリピンの経済は政府目標達成に向け順調に推移している」との声明を発表し、マルコス大統領も「われわれが歩んできた道は経済を正しい方向に導いている」と述べ、政府の経済対策が功を奏していることをアピールしています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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