マルコス大統領がAPEC首脳会談で演説!!APECの課題として気候変動対策と食料安全保障を挙げ、持論を展開!!

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19日、マルコス大統領はタイの首都バンコクで開催されているアジア太平洋経済協力機構（APEC）首脳会談に参加し、演説を行いました。

マルコス大統領はAPECの課題として気候変動対策と食料安全保障を挙げ、気候変動問題を「最大の実存的脅威」と例えたうえで、各国が温室効果ガス削減や気候ファイナンスの促進、高品質で効率の良い技術の移行へ貿易や投資でぜい弱な発展途上国を支援することが必要との考えを述べ、食料安全保障面では「近代的かつ強靭な農業に向けた具体的な策を講じることが必要」とし、「食料自給率や食料安全保障を確保するため、農家や漁師が新技術や国内外の供給網を享受できるよう革新的解決策と資金面での支援をしていくべき」との見解を示しました。

また、マルコス大統領はプラスチックによる海洋汚染などへの対処や持続可能なプラスチック貿易に向けた協力構築もAPECの役割の一つと述べ、フィリピンがプラスチックによる汚染を抑制するため、プラスチック製品への課税を検討しているとともに、代替材料への移行にも注力する方針であることを国内外にアピールしました。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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