2023.01.13

ペソ相場の値上がりが続き、6カ月ぶりに54ペソ台に!!ドル安の影響や貿易赤字の減少もペソ上昇の要因に!!

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10日、フィリピンの外国為替市場はペソ相場の値上がりが続き、終値が1ドル=54.87ペソを記録、6カ月ぶりに54ペソ台に戻りました。
ペソ相場は昨年6月28日に1ドル=54.77ペソをつけて以降ペソ安傾向となり、10月上旬には過去最安値を更新する59ペソを記録しましたが、その後はペソ高に触れた動きが続いています。
フィリピン中央銀行はインフレ高騰やペソ安進行を抑えるため、昨年5月から12月にかけて政策金利を連続で引き上げ、過去14年間で最高水準となる5.50%にしており、サルセダ下院歳入委員長は「ペソの安定化に成功した」としてメダリヤ中銀総裁の貢献を称賛しました。
リサール商業銀行のマイケル・リカフォルト筆頭エコノミストは、他のアジア諸国の対ドル自国通貨高と連動したドル安の流れや、フィリピンの11月の貿易赤字が2カ月連続で減少と発表されたこともペソ上昇ピッチを加速化させたとの見解を示しています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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