2023.03.01

フィリピン中央銀行が2月の総合インフレ率を8.5%〜9.3%の範囲内と予測!!14年ぶりとなる9%超えの可能性も!!

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2月28日、フィリピン中央銀行(BSP)は2023年2月の消費者物価上昇率(総合インフレ率)について「8.5%〜9.3% の範囲内と予想している」との事前予測発表を行いました。
BSPは、2023年2月はLPGの値上げや、豚肉、魚介類、卵、砂糖などの食品価格の値上がりなどがインフレ圧力となったと見ており、石油製品の値下げや青果類の値下がり、ペソ対ドルレートの上昇という緩和要因もあったもののインフレ圧力を相殺するには遠く及ばず、総合インフレ率は依然高水準を維持し、2月のインフレ率も4カ月連続での8%台突破と予想、2008年11月の9.1%以来14年3カ月ぶりの9%台となる可能性もあるとの推定をしています。
BSPは2月16日の0.50%追加利上げ決定に際して、2023年予想を、これまでの4.5%から6.1%へと大幅上方修正しており、2023年もインフレ対策が政府の大きな課題となっています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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