2023.03.12

日本格付研究所(JCR)は、フィリピンの外貨建て及びペソ建ての長期発行体格付けを「A-」に据え置き!! 格付け見通しもそれぞれ「安定的」に据え置き!!

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10日、日本格付研究所(JCR)は、フィリピンの外貨建て及びペソ建ての長期発行体格付けを「A-」(Aマイナス)に据え置くことを発表しました。
JCRはフィリピンに対する信用格付け結果について、「堅調な内需を背景にした持続的な経済成長パフォーマンス、GDP対比で低水準に抑制された対外債務や外貨準備の備蓄等にみられる対外ショックに対する耐性、堅固な財政基盤などを評価する」とその理由を説明しており、格付け見通しもそれぞれ「安定的」に据え置き、フィリピンの好調な経済成長により投資適格級との判断が継続された形となりました。
また、JCRは、22年末のフィリピンの一般政府債務残高対GDP比が50%台と低い水準にあり、「財政基盤の健全性が損なわれることはない」としており、海外からの労働者送金も堅調であるほか、マルコス政権が進めるインフラ促進政策「ビルド、ベター、モア」や官民連携(PPP)を活用した民間資金動員によるインフラ開発の推進が景気の下支えとなるとの見解を示しました。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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