2023.05.12

2日目となるASEAN首脳会議でマルコス大統領が南シナ海問題に言及!!中国の名指しを避けながらも「フィリピンの海洋権益を守る」と宣言、南シナ海行動規範(COC)の早期締結の必要性を各国首脳にアピール!!

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11日、マルコス大統領は前日に引き続き東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に出席し、南シナ海問題などフィリピンが抱える地域内での課題について演説を行いました。
国内外からも懸念が高まっている南シナ海問題については、「同海で最近発生した出来事」との表現で中国の名指しを避けながらも、「フィリピンの主権、主権的権利、管轄権に対する侵害であり、比国民、特に漁民・沿岸住民の安全と福祉に明白な影響を及ぼしている」と非難、「フィリピンは毅然として国連海洋法条約(UNCLOS)下で認められた海洋権益を守り続ける」と宣言しました。
一方で、「南シナ海が次の武力紛争の場所とならないようにしなくてはいけない」と述べ、フィリピン政府として同紛争の解決に向け「南シナ海行動宣言」の実効的な実施に全力を注いでいく方針を明らかにしながら、拘束力を伴う南シナ海行動規範(COC)の早期締結をASEAN諸国の首脳らに改めて訴えかけました。


※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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