2023.08.07

南シナ海アユギン礁付近において中国海警局(CCG)の艦船がフィリピン船舶の進路妨害と放水砲!!フィリピン国軍と沿岸警備隊は中国政府に抗議声明!!

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5日、フィリピン国軍(AFP)とフィリピン沿岸警備隊(PCG)は、南シナ海南沙諸島のアユギン礁(英名セカンドトーマス礁)付近において、AFPが詰め所としている海軍座礁船への補給任務に向かっていた巡視船及び補給ボートが中国海警局(CCG)の艦船によって進路を妨害され、放水砲を発射されたことを明らかにしました。
AFPは「CCGの艦船は、フィリピン船舶の乗組員の安全を考慮せずに違法な行動を取った。船内の人々の安全を無視した不当な行為であり、国際法、特に1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)と2016年の国際仲裁判断に違反している」との抗議声明を発表し、共産党中央軍事委員会に対し「思慮のある行動と、『誤算や事故』を避けるための行動を取るよう」求めたとのことです。
また、PCGからもCCGに対し「フィリピンがEEZ内に有する主権的権利を尊重し、航行の自由の妨害を自制し、この『不法行為』に関わった人物に対し適切な処分を下すよう」要求する抗議声明を出したとのことです。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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