9月の総合インフレ率は2カ月連続で加速、4カ月ぶりの6%台に!! 最大構成項目である食品価格、特にコメ価格の急騰が大きく影響!!

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5日、フィリピン統計庁（PSA）は最新の消費者物価指数（インフレ率）統計を発表しました。

PSAの発表によると、2023年9月の総合インフレ率は前月8月の5.3%から0.8ポイント上昇となる6.1%を記録し2カ月連続で加速、4カ月ぶりの6%台への上昇となりました。

9月の総合インフレ率の上昇は、最大構成項目の食品・非アルコール飲料価格の上昇率が9.7%と前月の8.1%を上回ったこと、特に、コメ価格が17.9％と前月の8.7%から更に急騰したことが大きく影響した形となりました。

今回発表された9月期の総合インフレ率についてはフィリピン中央銀行の直前予想5.3%～6.1%の上限に収まったものの、2023年1～9月期の平均インフレ率は6.6%となり、政府目標の2～4%を大きく超えている状況は変わらず、政府、中央銀行の今後の対策に引き続き注目が集まっています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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