環境問題などへの対策強化で修正が加えられたブラカン空港都市特別経済区を創設する法案の改正案が下院を通過!!11月にもマルコス大統領が署名する見通しに!!

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複合企業大手サンミゲルが建設を進めているブラカン国際空港（新マニラ国際空港）の隣接地に、ブラカン空港都市特別経済区を創設する法案の改正案が下院を通過したことが明らかになりました。

同法案を巡っては、マルコス大統領が最初に拒否権を行使した法案でしたが、環境問題などへの対策強化で修正が加えられた改正案は大きな争点もなく下院を通過、マルコス大統領が11月にも署名する見通しが強まっている状況となっています。

同改正案の筆頭提案者であり下院歳入委員会委員長のジョーイ・サルセダ議員によると、同経済区が創設されれば、入居する輸出企業の年商合計は10年以内に2000億ペソに達するとみられており、また、国内総生産の0.6%に相当する1309億ペソの経済総付加価値を毎年生み出すとの期待がなされているとのことです。

同議員によると、ブラカン国立大などと提携して有能な人材の確保も可能となっているほか、滑走路4本からなる新国際空港に隣接しているという立地の強みや、航空・宇宙など輸送セクターに特化したエコゾーンとしての特別性が強みになるとして、同経済特区の設立の利点を改めて強調しています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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