国際人材サービス会社Aonの調査報告で、フィリピンは東南アジアで最も離職率の高い国に!!給与引き上げ率では同地域内3位も、高水準をキープ!!

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国際人材サービス会社Aonは、2023年の東南アジア諸国における給与上昇率や離職率に関する報告書を発表しました。

同社の発表によると、フィリピンは離職率において17.5%を記録し、シンガポール（16.5%）、マレーシア（16.2%）を上回り東南アジア地域内で最も高い数値となり、給与引き上げ率ではベトナム（7.5％）、インドネシア（6.0％）に次いで３番目に高い水準となる5.2%となったとのことです。

23年の給与引き上げ比率を国別のインフレ率と比較すると、フィリピンとシンガポールについてはインフレ率を約71.7％上回るペースで引き上げられているとのことで、24年の予測値もフィリピンは5.5％程度の高水準を維持するとみられています。

また、新規採用に関する調査においては、4割が採用について今後も積極的な採用を進めると答えたのに対し、別の4割は消極的な採用を進めると答え、対照的な結果となっており、Aon社は「東南アジア諸国の企業は全体的にコストや投資環境に加えて、給与の昇給計画についてもより敏感な対応を迫られている」との見解を示しているとのことです。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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