2023.12.06

11月の総合インフレ率は前月の4.9%から0.8%ポイント減速となる4.1%に!! 食品・非アルコール飲料価格やアルコール飲料・煙草類の上昇率の鈍化が影響!!

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5日、フィリピン統計庁(PSA)は2023年11月の総合インフレ率を発表し、前月9月の4.9%から0.8%ポイント減速となる4.1%を記録、2022年3月の4.0%以来20カ月ぶりの低水準となったことを明らかにしました。
11月の総合インフレ率減速は、主に最大構成項目の食品・非アルコール飲料価格の上昇率が5.7%と前月の7.0%から更に縮小したことが大きく影響したと見られており、また、アルコール飲料・煙草類の上昇率が9.0%と依然高水準ながらも前月の9.3%を下回ったことなども寄与したとされています。
特定食品・エネルギー関連品目等変動の激しい品目を除いたコアインフレ率についても前月の5.3%、前年同月の6.5%から減速となる4.7%を記録し、減少傾向を維持しているものの、2023年11カ月間の平均総合インフレ率は6.2%、平均コアインフレ率は6.8%となり、それぞれ前年同期の5.6%、3.7%から加速、年間におけるフィリピン政府目標を大きく上回る水準となっています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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