2021.08.07

7月のインフレ率4.0%!!2021年では最も低く、政府目標の上限値まで低下!!

【Pick Up News】
5日、7月の消費者物価指数上昇率(インフレ率)がフィリピン統計庁(PSA)によって発表されました。
発表によると7月期は4.0%を記録、6月の4.1%を下回り2021年では最も低く(7月までの2021年の平均値は4.4%)、2%〜4%と設定されている政府目標の上限まで下がった形となりました。
7月のインフレ率の減速は、交通・輸送費が低下したことなどによる非食品価格の上昇率が鈍化したことが主な要因として挙げられていますが、悪天候の影響でトウモロコシや魚類、油・ 油脂、野菜などが値上がりしたことで、全体のインフレ率低下は小幅なものに留まりました。
今後のインフレ率の推移に関してフィリピンの中央銀行は、「年末には減速して政府目標内に戻る可能性がある」としながらも「供給網の制約による国際的な商品価格の上昇と、世界的な需要の回復は、インフレ率を上昇させる可能性がある」との声明を出しています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。
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