マルコス大統領の支持率は前回調査時の9月より3ポイント上昇となる58%、サラ副大統領は59%に!!政策を巡り、2人の間に距離感も!?

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21日、民間調査会社パブリクスがフィリピン政府の支持率に関する2023年第4四半期世論調査の結果を発表しました。

同社の発表によると、マルコス大統領の支持率は前回調査時の9月より3ポイント上昇となる58%に、一方でサラ副大統領の支持率は前回の62%から59%に下落したとのことです。

サラ副大統領は抜群の支持率で副大統領選を勝ち上がりましたが、最近になって教育省の機密費に関する問題などが持ち上がり、野党をはじめとする反対勢力からの痛烈な批判がされていることも影響して、マルコス大統領の支持率と同等の水準まで支持率を下げた格好となりました。

また、サラ氏は、今月発令された共産党ゲリラへの恩赦令や、ドゥテルテ前大統領への捜査を進める国際刑事裁判所（ICC）への再加盟を巡ってマルコス大統領との間に溝があるとの見方もされており、このまま支持率が低下し、両者の距離感が広がれば、次期大統領選での後継者指名にも影響が出てくると見られています。

※こちらの記事は《DMCI Homes Japanメールマガジン フィリピン不動産に関連する情報や時事ニュースを配信》をもとに再編集したものです。

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